■Wasabiで使用できる地形データ■
Wasabiの現行バージョンで表示できるのは、一般向けに提供されている下の地形データです
  • 数値地図25000(空間データ基盤)のメッシュ標高データ
  • 数値地図(標高)、50m、250m、1kmメッシュ
  • MOLA Mission Experiment Gridded Data Records。火星全体を覆う標高データ
今後はGTOPOシリーズなど他のデータにも対応してみたいと思います
■空間基盤データ■
データの概要 数値地図25000(空間データ基盤)は、1/25000地形図に相当する精度を持ち、道路、鉄道、河川など各種の地図データを含んでいます。日本全国をカバーしており、市区町村単位でXMLファイル化されています。

『Wasabi』はこのうち、緯度経度2秒間隔に記録されているメッシュ標高データを表示します。
入手 このデータは全国分が無償で提供されており、国土地理院のウェブサイトよりダウンロードすることができます。また、日本地図センターではCD-ROM版のデータを販売しています。
データ利用方法 国土地理院のウエブサイトの『閲覧する市区町村の選択』から市区町村単位の数値地図25000(空間データ基盤)を都道府県ごとに検索→ダウンロードできるようになっています。

ダウンロードした空間データは、LZH形式で圧縮されています。まずこのファイルを『LHMelt(フリー)』や『Explzh for Windows(シェアウェア)』などを使って解凍すると、市区町村コードがフォルダ名となったデータ・フォルダが作り出されます。

地理情報標準準拠の形式であるXMLファイルに変換するには、ここからさらに専用のデコーダーを使用する必要があります。デコーダーは、上のデータ閲覧ページからダウンロードできるビューアー・ソフトに含まれています。

ビューアー・ソフトは『閲覧する市区町村の選択』のページ上部にある『閲覧用ソフトウェア』→『数値地図25000』をクリックするとダウンロードできます。実際にファイルをデコードしてXMLファイルを作成する手順は、ビューアー・ソフトに含まれる『はじめにお読みください.txt』に詳述されています。
サンプル・データ 『Wasabi』には空間データ基盤のサンプルとして99999MH.xmlが付属しています。このファイルは、『Wasabi』をインストールしたディレクトリー(デフォルトで”c:\Program Files\PixTOPO”)のsamplesにセーブされています
■数値地図(標高)■
データの概要 数値地図50mメッシュ(標高)-国土地理院発行の1/25000地形図を基図にして、等高線から求めたメッシュの中心点の標高値が収められたデジタル標高データです。2次メッシュの一区画(=1/25000地形図の一面)を緯度経度方向に200等分した各点の標高データが収められています。これは緯度1.5秒、経度2.25秒間隔にあたり、地形図上約2mm、地上実距離で約50mに相当します。日本全国が3枚のCD-ROMでカバーされています

数値地図250mメッシュ(標高)-国土地理院発行の1/25000地形図に描かれている等高線から求めたデジタル標高モデル(DEM)データです。2次メッシュを経度方向及び緯度方向に40等分各点の標高データが収められています。これは緯度7.5秒、経度11.25秒間隔にあたり、地形図上約10mm、地上実距離で約250mに相当します。一次メッシュ(1/200000地勢図単位)ごとのファイルに収められています。日本全国が一枚のCD-ROMでカバーされており、1枚のCD-ROMに全国分の250mメッシュと1kmメッシュ(標高)、および、1kmメッシュ(平均標高)が収められています。
入手 全国分が販売されており、日本地図センターのウェブサイトではCD-ROMをオンライン販売しています
データ利用方法 50mメッシュ、250m、1kmメッシュのデータはそれぞれ図隔番号にmem、sem、temと言う拡張子のついたファイルになっています。『Wasabi』はこのファイルを直接読み込んで使用します
サンプル・データ 『Wasabi』には『CD-ROM版数値地図(標高)』のサンプルとして5341.semが添付されています。このデータ、『インファント島』は、実際には存在しない一次メッシュ5341に置かれた架空のデータであり、250mメッシュの標高データと同じフォーマットを持っています。このファイルは、『Wasabi』をインストールしたディレクトリー(デフォルトで”c:\Program Files\PixTOPO”)の下のsamplesにセーブされています。
■火星MEGDRsデータ■
データの概要 火星のグローバル地形データ、MEGDRs(Mission Experiment Gridded Data Records)はMOLA(Mars Orbiter Laser Altimeter)と呼ばれる火星の軌道上からの衛星探査によって獲得されたものです。火星全体で単位緯度経度(1度)をそれぞれ4、16、32、64、128分割した5種類の解像度で提供されています(極地方は128、256、512分割)。
入手 このデータはNASAのウェブサイトより無償でダウンロードできます。
データ利用方法 低解像度の4、16、32分割では火星全体のデータが1個のファイル、64分割では4個、128分割では16個のファイルに分かれており、上のサイトよりファイルごとにダウンロードできるようになっています。サンプル数(Counts)、中心からの距離(Radius)、および標高(Topography)の3種類のファイルがありますが、『Wasabi』で表示の対象となるのはTopographyデータです。

ひとつの標高データは、megtXXXXXXX.img(標高値)とmegtXXXXXXX.lbl(ヘッダー情報)という二つのファイルからなっています。

『Wasabi』で立体表示するにはimgとlblの両方のファイルが必要です。表示したいすべてのファイルをひとつのディレクトリーにダウンロードした上で、imgファイルを(いくつでも)選択してください。解像度の異なる二つ以上のファイルを選択することはできません。