『Wasabi』を起動するにはWindowsのスタート・メニューから『PixTOPO』→『Wasabi Ver.XX』を選択してください。
■ファイル■
空間データ基盤

空間データ基盤のオリジナルの形式であるXMLファイルの読み込みは非常に時間がかかります。『Wasabi』では読み込みを高速化するためのバイナリー・ファイルをはじめに作成します。このため、初めてのデータを読み込むときは時間がかかりますが、二回目以降は速くなります
空間データ基盤のメッシュ標高ファイル(例、12345MH.xml)を選択し、プレビュー・モードで表示します。ファイルは何個でも同時に選択することができます

空間データ基盤は日本全国を市区町村単位でカバーする地図データであり、国土地理院のウェブサイトより誰でも無償でダウンロードできます。Wasabiは、(緯度経度)2秒単位のメッシュ標高データを読み込んで表示します。

Wasabiには手っ取り早く操作を覚えてもらうためのサンプル・データとして99999MH.xmlが付属しています。このファイルは『Wasabi』をインストールしたディレクトリー(デフォルトではC:\Program Files\PixTOPO)の下のSamplesに保存されています。
数値地図(標高) 『数値地図(標高)』データを選択し、プレビュー・モードで表示します。

数値地図(標高)データには、50m(MEM)、250m(SEM)、1km(TEM)間隔の3種類があります。ファイルは同時に、縦横3面の範囲、最大で9面までを選択→表示できます。

Wasabiにはサンプル数値地図データとして5341.semが付属しています。このファイルは『Wasabi』をインストールしたディレクトリー(デフォルトではC:\Program Files\PixTOPO)の下のSamplesに保存されています。実際には存在しない一次メッシュ5341に置かれた架空のデータであり、250mメッシュの標高データと同じフォーマットを持っています。
火星グローバル NASAのウェブサイトで無償で提供されている火星の地形データを読み込んで、プレビュー・モードで表示します。ファイルは何個でも同時に選択→表示することができます。
画像をセーブ 現在画面に表示されている絵を標準フォーマットの画像ファイルとして保存します。

一枚の画像 立体表示(単眼)された画像、『アナグリフ』や『インターレース』方式でステレオ表示された画像をセーブします
左右別ファイル 左目/右目用の画像を別々のファイルとして表示します
JPS(ステレオ) ステレオ専用の画像フォーマットであるJPS形式でセーブします

『プレビュー』、『ステレオ・プレビュー』状態ではセーブはできません。
コントロールを隠す

インデックス上にフォーカスがある状態で、キーボードの+キー、-(マイナス)キーを押すことで平面図と断面図をズームすることができます

起動時には、ウィンドーの左端に視点、注視点、光源位置を示したインデックス(平面図と断面図)、凡例などを示したコントロール・パネルが表示されています。メニューからこのパネルを隠すことができます
■表示■
プレビュー
ステレオ・プレビュー
レンダー
ステレオ・レンダー


『アナグリフ』、『インターレース』、『ページ・フリップ - nVidia』方式でステレオ・プレビューしている場合は、キーボードによる制御はできません
地形データは、4種類のモードで表示されます。

プレビュー 『環境設定』で定められたメッシュ数に間引きして、立体表示します
ステレオ・プレビュー 間引きして、立体視します。
レンダー 間引きはなく、全メッシュを立体表示します。エスケープ・キーにより、『プレビュー』モードに戻ります。
ステレオ・レンダー 間引きはなく、全メッシュを立体視します。エスケープ・キーにより、『プレビュー』モードに戻ります。

『プレビュー』、『ステレオ・プレビュー』モードでは、キーボード操作により、視点位置などのパラメーターを変更することができます。

←、→ データを見る俯角を回転します。真東から見る角度が0゚、反時計回りに増加し北=90゚、西=180゚、南=270゚。左右の矢印キーを押すことで俯角を変更します
↑、↓ データを見下ろす仰角。注視点と同じ高さを0゚、真上を90゚としてこの間で、上下の矢印キーで変更します、
F1、F2 データを見る視野の広さ。1~180゚の間で変更できます
+、- 視点をデータに近づける、またはデータから遠ざけます
Q、W データを見つめる注視点位置を、X(東西)方向に移動します
A、S データを見つめる注視点位置を、Y(南北)方向に移動します
Z、X データを見つめる注視点位置を、Z(高さ)方向に移動します

ロードされた地形データは、『プレビュー』モードで表示されます。キーボード操作でデータを見る方向を選んでから、間引きのないレンダリングを実行してください。
ステレオ方式 ステレオ表示の方式を選択します。現バージョンでは下記の立体視方法をサポートしています

アナグリフ 赤青のセロハンで作った簡易ステレオ眼鏡を使う
インターレース 左右の画像を一ラインごとに交互に表示する。インターレース対応の液晶シャッター眼鏡を使って、フルカラーで立体視できる
ページ・フリップ - OpenGl OpenGLのQuad Buffer形式のステレオ表示。非常に高質で立体感のある表示が得られます。に対応したビデオ・カード(Quadroなど)と液晶シャッター眼鏡が必要
ページ・フリップ - nVidia nVidia形式のステレオ・ドライバーに対応したビデオ・カード(GeForceなど)と液晶シャッター眼鏡が必要
サイド・バイ・サイド 左右の画像を真横に並べる。肉眼で立体視できる方専用
ステレオ・グラフィックス 横方向2倍に引き伸ばした左右の画像を縦横に並べる。ステレオ・グラフィックス社の立体視システム(CrystalEyes)用

各方式の詳細については『立体視』のページを参照してください
プレビュー表示モード

プレビューで表示されるメッシュの細かさは『環境設定』のダイアログで変更できます
『プレビュー』、『ステレオ・プレビュー』モードでは、データの立体表示方法を『ライン』、または、『サーフェス』で指定できます


ライン

サーフェス
■設定■
環境設定 プログラム実行に関する環境設定をおこないます。

プレビュー・グリッド数 プレビュー・モードで間引き表示するグリッド数を指定
一時ファイル置き場 空間データ基盤のファイルは、ロード時間を短縮するために、はじめに読み込んだときにバイナリー・ファイルを作成します。このファイルを置いておくディレクトリーを指定します

インストール時にはWindowsの環境設定変数TMPにセットされた値、セットされていない場合は『Wasabi』がインストールされているディレクトリになります。

環境設定の変更は次に読み込んだファイルから反映されます
プレビュー・パラメーター データ表示パラメーターを、ダイアログの上で変更します。

Z座標拡大率 高さの強調率をパーセンテージで指定。100⇒強調なし
太陽 太陽(光源)と影のオン、オフを指定
太陽高度 太陽(光源)の高度を地表⇒0、真上⇒90度の間で指定
太陽方位 太陽(光源)の方位を真東⇒0として、0~360度の間で指定。反時計回り
太陽距離 データ注視点から太陽(光源)までの距離。データ存在範囲の長さに対するパーセンテージで指定
反射光強さ 点光源の強さ(明るさ)を0~100の間で指定
環境光強さ 環境光の強さを0~100の間で指定
拡散光強さ 拡散光の強さを0~100の間で指定
両目間の距離 ステレオ・モードで両目間の距離を、視点からデータ(注視点)までの距離に対するパーセンテージで指定
アナグリフ方式 Anaglyphモードにおける彩色方式を下記より選択
  • Red/Blue
  • Gray
  • Color
  • Half Color
  • Corrected Color
  • Dubois
投影法 投影方法とパラメーターを変更します

投影法 Geographic(地理座標)、Spherical(球体)の中から選択
経度一秒当たりメートル デフォルトでは日本の平均的な値として一秒当たり25mを用いる
緯度一秒当たりメートル デフォルトでは日本の平均的な値として一秒当たり25mを用いる

現行バージョンでで各地形データに対応している投影法は下記のみです
  • 空間データ基盤:Geographicのみ
  • 火星グローバル:Geographic、Spherical